金継ぎベルリン
天然素材で器の修理
金継ぎベルリンは貴方と器のための工房です。
大好きな器と末長くつれそっていくために。
金継ぎベルリンでは天然漆によるお直しとワークショップをおこなっています。
金継ぎとは?
金継ぎは漆と金属粉等をつかい、陶器の割れや欠けを修復する日本の伝統的な技法です。金継ぎでは欠けやひびを視覚化することで、唯一無二のものとしての価値をみいだします。
漆のこと
漆は東アジアを中心に生育する漆の木から採取される樹液(天然樹脂)です。
樹液の採取は漆掻きとよばれる熟練した職人による手作業でおこなわれます。1本の木から約200ミリリットルの樹液しかとれません。
漆掻きのあと木は枯れてしまいますが根元から新芽を出し、つぎの漆の木へと命をつないでいきます。
金継ぎベルリンについて
工房創設者の智子(さとこ)は数年前、南ドイツの大学院で修復を学んでいたときに金継ぎと出会いました。彼女の金継ぎ方法は日本の伝統的な漆継ぎをベースに、ドイツの金粉や箔をつかい気軽に修理できるよう工夫したものです。器好きな皆様のお手伝いができればと、2020年、ベルリンに住居兼工房をオープンさせました。
ワークショップ
2026年度のワークショップは3月14日、4月11日、7月18日と12月5日(すべて土曜日10時から12時半)にベルリン ノイケルン地区(Donaustr. 79, Berlin-Neukölln)で開催いたします。現在全日定員に達しましたのでウェイティングリストへのご案内となります。下記に専用フォームをご用意いたしておりますので、メールではなくフォームよりお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
日本産の本漆をつかったワークショップです。2部構成になっており、15分の休憩をはさみます。ワークショップはドイツ語で行いますが、日本語または英語でサポートさせていただくことも可能です。
参加費にはワークショップ内で使用していただく材料費が含まれています。
参加者が2名に満たない場合は、講座は開催されません(最大6名まで)。この場合、前日までに電子メールにてお知らせします。
このワークショップは18歳以上の方を対象としています。漆(ウルシオール)によるアレルギー反応を避けるため、皮膚炎をお持ちの方やアレルギー体質の方は漆を使った作業をしないようお願いします。完全に硬化した漆は無毒で、食品衛生上も問題ありません。
修理サービス
1. ひびの補修:40ユーロから
(約8つの作業工程、仕上がりまで最短5週間)
2. 欠けの補修:50ユーロから
(約10の作業工程、仕上がりまで最短7週間)
3. 割れの補修:50ユーロから
(約10の作業工程、仕上がりまで最短7週間)
まずは器やオブジェの写真を添えてメールでお問い合わせください。定規やメジャーなどといっしょに撮影いただけますと、大体の大きさがわかりますのでスムーズです。メールでだいたいのお直し代と期間をお伝えさせていただきます。
最終的なお直し代・期間はオブジェをお受け取りしたあと再度メールでお伝えさせていただきます。
参考1: ひび (31cm)
漆継ぎ:92ユーロ
金両面:217ユーロ
合計 309 ユーロ
参考2:割れ (3カ所)と欠け(2cm² )
漆継ぎ: 153ユーロ
合計 153ユーロ
参考3:割れ (6カ所、45cm) + 欠け (1cm² 以下)
漆継ぎ:170ユーロ
金片面: 237ユーロ
合計 407 ユーロ
参考4:割れ (5箇所、13cm) + ひび(12cm)+ 欠け (2cm² )
漆継ぎ:170ユーロ
銀両面:120ユーロ
合計 290ユーロ
ギャラリー
画像の一部はフローリアン・ライスシャワー氏 (florianreischauer.com) とエレナ・カプラ氏 (elenacapra.com)によるものです。
© Satoko Toyoda